■ゲスト:株式会社いなげや様
■日時:2020 年7 月 29 日 水曜日
■ テーマ: テーマ:リテール・リテンションマーケティング
■ タイトル: スーパーマーケットにおけるリテンションマーケティング実践事例
講師:株式会社いなげや 取締役 営業企画本部長 藤野 敏弘様
◆事例紹介者プロファイル:藤野 敏弘様の紹介
入社時は、グロサリー担当でした。グロサリーとは、スーパーマーケットで生鮮食品以外の、通路に商品が並んでいる醤油、ホットケーキミックス、パスタなどを扱う部署で、お店の半分ほどの商品を扱う部門です。営業として現場を中心に仕事をしてきました。2015 年 2 月から、情報システム部門に携わり、IT の流れで DX などが出てくる中で、現場と IT の懸け橋を任されてきました。今年の 6 月から営業企画部門で、さらに IT の技術を使ったマーケティングや販促を推進するため、企画等を行っております。 当社グループは、大きく分けると3 部門あり、「スーパーマーケット事業」は一都三県に出店している「いなげや」135 店舗、中央線沿線中心の「Miuraya」、「ドラッグストア事業」の「Welpark」、それらを中心に、それを支える「小売支援事業」というのが 4 社あり、一都三県を中心に展開しています。今年の2,3 月から新型コロナウィルスによる需要爆発が起こり、想像以上の数値という流れの中で、4 期ぶりの増収増益ということです。それまではなかなか競合状況も含め、厳しい数字が続いていたというのが正直なところです。スーパーマーケット事業は増収増益ですが、ドラッグストアでは増収減益ということで、ドラッグストア業界は価格の戦いが厳しく、そのあたりが数字にも如実に表れています。